ミライノ株式会社

創業65年の歴史を引き継ぎ、生まれ変わったミライノ株式会社の先頭を走る3名に、ミライノの未来と想いを語って頂きました。

ミライノって何?ミライノの成り立ちは?ミライノのが目指すのはどこ?ミライノの使命は?夢は?
そんなミライノの熱い想いがぎっしり詰まったロングインタビューです。

若き経営幹部が熱く語るミライノの秘密。ぜひお読み下さい。

※この鼎談は令和4年3月に行われました

MEMBER

橋本憲佳代表取締役社長
山田元気取締役
横井竜也取締役
(兼アルファロジスティクス代表取締役)

最初に自己紹介をお願いします。

橋本
入社して15年が経過し、運送会社の三代目となる立場になります。
初めはトラックドライバーとして入社してその後、管理者、経営者側として名刺を配るようになっていきました。
私が入社した当時は約1億3千万円の売り上げでしたが、4年前には11億4千万円まで伸ばすことが出来ました。入社当時を思い返すと20代のメンバーは私1人だけで、そこから徐々に仲間が増えていき、5年前に現在の本社物流センターが完成に至りました。今年4月に私が代表になり、この2人(山田・横井)が取締役に就任し、新体制となります。
祖父が創業した会社なので実際、私は創業者になることは出来ません。しかし創業者の気持ちを持ち、自分が作っていく会社だという決意を示していきたいです。

役割については、営業や配車の実務を中心に携わり、特に営業については私自らが積極的に取り組んでまいりました。それと併行して、経営についても学んできました。得意分野としては、本当は管理能力と言わないといけないのですが(笑)、営業力と元気の良さを強調したい部分です。
コロナ禍の中で物流業界、弊社もダメージを受けましたが、ピンチをチャンスに変えて攻める姿勢で臨んでいきたいですね。
山田
平成22年に入社しました。
入社前は自動車業界で約10年働いていましたが、当時の彼女(現在の妻)と結婚を考えるにあたりもっと自分を活かせる場所はないのかと思っていたところ、彼女の同僚の彼氏が経営している運送会社が求人募集していると紹介をされました。その後、憲佳氏(ミライノ社長)から将来のビジョンを聞き共感し、それまでの経験を捨ててでも挑戦したいと思いました。

現在の今の私の役割ですが、これまでは専務と共に攻めの営業姿勢で走ってきたのですが、ふと会社を客観視したところ、会社を守るという部分で誰もいない事に気付いた時期がありました。その流れで私が攻守の守りの役割を担う事となり、現在は業務統括として日々奮闘しております。
今後は物流業界の課題となっている働き方改革に関して、更に注力していく必要があると考えております。物流業界は残業ありきの世界なので、短い時間で効率の良い仕事を構築していくのが役目だと考えています。
また、一般企業並みの福利厚生、育休などの取得制度の充実、後進の育成など、ミッドフィールダー的な立場で貢献したいと考えています。
横井
元々は違う物流会社に所属しており、その時の協力会社が三和梱包運輸であったのがそもそもの縁となります。現在、入社して10年が経過しました。
役割分担や私の一番得意なところは売り上げ確保です。誰よりも売上を上げている自信があります。
ただ、私だけでは限界があり課題にもなっているのですが、私に続いてくるような人材の育成に着手する時期だなと感じています。

代替わりするにあたり、
三和梱包運輸からミライノ株式会社に進化させたかった一番の理由は何でしょうか?

橋本
社名については、そもそも梱包しない事が一つ(笑)。
真面目な話で言うと、祖父が亡くなる際に社名の由来についても聞いてみましたが、特段理由はありませんでした。ならば社名を変えてもいいのではないかという結論に至りました。
親が子供の名前を考えるのと一緒で、社名についてもメンバー(社員)から色々と意見を聞きました。
自分たちが決めた名前が正式に会社名となることで、みんなに経営者意識を持ってもらいたいという意味も込められています。
4月からは山田や横井が取締役となりますが、私の中にはこれまでの一族経営を脱したいという思いもあります。
社名変更の時期をずらすことも考えたのですが、代表が変わると同時に新しくすることでメンバー(社員)の士気も上がると考えて、ミライノ株式会社となりました。
山田
社名変更は他のメンバーも大賛成でした。
やはり社名というのは橋本も言っていますが、メンバーたちの想いが込められたものであってほしい。
それがスローガンにもある『全員参加型経営』につながるのではないかと思います。
横井
創業から65年の歴史と信用でここまでやってきましたが、ある意味でゼロにして「ミライノ」と言うブランドを売っていかないといけないので、これからの楽しみや期待は大きいですね。全社員一丸となって取り組んでまいります。

ミライノという会社はどんな会社でしょうか?

橋本
ミライノというのは、未来(MIRAI)と革新(Innovation)の造語になり現在、商標登録も申請しております。
物的流通を通じて未来の価値を創造し、社会に貢献するというのが、弊社の存在意義だと位置づけています。
横井
会社や服装、髪型などの見た目からしても、物流っぽくないと弊社はよく言われます。取引先からはタレントみたいだねと言われることも。これまでの既成概念にとらわれた物流のイメージから脱却することで、他社との差別化が図れると考えています。
このような部分も含めて、MIRAIをInnovationすることに繋がると思います。
今後、物流だけに留まらず、アンテナを張りながらブルーオーシャンの事業に参入することも視野に入れています。
山田
今、横井が新規事業の可能性にも言及しましたが、社名に「ロジスティクス」がつかない理由はそこにあります。
今は、ミライノでロジスティクス部門を行っているだけで今後、ミライノ〇〇という風にチャンネルを増やしていきたい構想も練っております。

ミライノの価値とは?
大手物流会社との違い、顧客に対して提供できる価値とはなんでしょうか?

横井
そこは得意な部分です!
大手物流会社と勝負しても正攻法では勝てない。じゃあ何で勝負すると言われれば、そこは人と答えます。
CREDOにもある情熱(パッション)を持った人が大きな武器になります。抽象的な表現かもしれませんが、人に惚れさすということです。対組織では負けますが、機敏性と協調したい人という部分では絶対負けません。それが大手物流会社との差別化になります。
山田
よく取引先に言われるのが、「御社に任せたら何とかしてくれる。だからどんな時でも頼むよ」との言葉。取引先に絶対的な安心感を持ってもらうことが、これまでの結果であり、これからの継続にも繋がります。
横井
私はどんな案件でも諦めませんし、他のメンバーも絶対に諦めません。
受けた以上は必ずやりきる気持ちでいます。
山田
一般の運送会社だと運行の流れや形が決まっているが、弊社は輸送方法を臨機応変に決めたり、新しい方法を考えます。
コストや作業の手間などで敬遠される案件であっても、お客様の思いに動かされ応えたいというのが力の源泉になっているのかもしれません。
橋本
社外に対してのミライノの価値を一言で言うと「人が強みで人で勝つ」に要約されると思います。
ミライノという看板だけでは大手には勝てない。だから私たちは人で勝負しないといけない。人が強いから物流センターも建設できるわけです。
しかし、今後は組織を拡大させていく上で、人で勝つ部分として並行して、ミライノという看板でも勝てるという風に置き換えていかなければならない。そこがメンバーにとってのミライノの価値にも通じることだと確信しています。

ミライノは社会に対してどのような貢献が出来るのでしょうか?
皆さんのビジョンや理想をお聞かせ下さい。

横井
例えば震災があった時など、寄付などが出来れば良いが、事業規模的にもそこまでに到達していない。まずは地域貢献をスタートラインとして活動していきたい。イベントに弊社のトラックを貸出してステージとして活用してもらったり、そのほか地域に貢献できる形は色々とあると思います。地域貢献から社会貢献へとステップを踏んでいければと考えています。

社員のことを「メンバー」と呼ぶのは何故でしょうか?

橋本
従業員や社員と呼ぶ方もいらっしゃいますが、私個人としてはそう呼び方は好きではありません。良いか悪いかは別にして、フラットな組織作りを好んでいます。スローガンに掲げております、All-participation type management、全員参加型経営、〜最高の仲間と最高のMIRAIを創る〜とあるように、弊社では「社員」という言葉を使用せずに、「仲間」や「メンバー」と呼び合っています。
社内だけではなく社外に対しても同じスタンスを取っております。もちろんTPOに準じて、使い分けする場合もあります。フラットな社風を醸成することで、自主性を促していきたいと考えています。
山田
私たちが上からの立場で発言するのではなくフラットな関係性を構築するツールになると考えているからです。
横井
スローガンにもあるように全員経営という観点からも、それぞれが主体性や自主性を持って行動してもらいたいからです。

メンバー(社員)の自主性を促進していきたいとの話がありましたが、メンバーの中で困惑する方はいらっしゃいませんでしたか?

橋本
実際にはいますね。トラックドライバーというのは、トラックが好きで、一人で働くことが好きだからこそドライバー職を選んでいるケースが多いわけで、その方々の存在があることで物流業界が成り立っているのは紛れもない事実です。しかし、私の理想としてはチームプレイとして機能することを念頭に置いています。全員参加型経営というとハードルは高くなるのですが、そこはスローガンにあるように実践していきます。
山田
最初から自主的に動いていくのは難しく、たしかに困惑していました。そこでわたしからの提案で社内や業務の中で疑問に思ったことや意見を、毎月一回改善提案という形でリーダーにまとめてもらい提出してもらっています。
その結果、私たち管理者側が知らなかったことや改善点を現場から吸収することで、メンバーも意見が反映されると経営に参加しているという意識が出てきます。これを続けることで自主性を促進していけると思います。
横井
各メンバーが自分で考えて、自分で行動して会社を良くしていくという意識を常に持ってもらいたい。全員参加型経営というのは物流業界では難しいと思われるかもしれないが、未来の価値を創造するという点ではチャレンジする意味はあると思います。

皆さんの話や社員の方の話を聞いていると、本当に全員を巻き込んでの組織作りや仕組みを構築するために、それぞれが業務に携わっているのだと感じました。何故、そのようなフレンドリーな社風に変化したのでしょうか?

横井
私たちは、良い意味でお客様、ドライバーに対して対等な目線で話をします。そこがベースにあるので、おのずとフレンドリーな接し方や社風になると考えています。
山田
フレンドリーなエピソードの一つとして今回、新しいデザインのトラックを制作するにあたり、トラックが大好きなメンバーを集めてミライノトラックデザインカスタマイズチームを編成しLINEグループを作りました。普通であれば会社の一部分の人間だけで決めていきますが、ドライバーや内勤者が意見を出し合いながら完成した、各メンバーの思いが込められたトラックです。

社内に向けての未来の価値、ビジョンをどのように示していくのですか?

横井
先程、話にありましたが、トラックのデザインをみんなで決めることでトラックが好きになるのはもちろん、会社も更に好きになっていくと思うのですね。好きになることは何よりも強いもので、それが革新的な価値になると私自身は考えています。
橋本
全メンバーに未来の価値を示せと問われれば、「物流は未来にとって価値のあるもの」だと伝えます。
ここにある机やイス、飲料、衣料など、物流がなければ届いていません。すなわちミライノ自体が未来の価値だと思いますし、私たちは無くてはならない存在だということです。震災があった際には、被災地に向けて救援物資を運び、現地の方から感謝され、こんなに私たちは必要とされているのだと改めて認識しました。
私たちの会社は、社会に必要とされていることをメンバーに伝えたいです。

社内でもドライバーではなく、事務職の方との価値観の共有・展開については?

横井
社内の管理については、私たちが身近にいることもあり、一丸となって取り組んでいると思います。弊社で清洲号というトラックを所有しており、その流れで清須市と災害協定を結んだ際、管理者やドライバーも積極的に動いてくれましたので、価値観の共有や浸透度合いも手応えを感じています。
橋本
これまで震災のあった東北、熊本、西日本には、管理者とドライバーが一丸となって救援物資の受け入れと輸送を行いました。今後、もし甚大な災害があった場合は今まで救援物資の受け入れと輸送に携わっていないメンバーに被災地まで運んでもらうことに決めております。そのような被災地の現場の動きを見ることで、おのずと危機管理意識も培われているのだと思います。仮に南海トラフ級の地震が来れば、清須市中の救援物資が弊社に集まり、ここから二次配送する形になっております。そのような面からも危機管理や社会貢献への意識は高くなっていきます。

社員にとってのミライノの価値とは?

山田
弊社は良い意味で放任主義です。決まった営業スタイルはありません。私の主要顧客も今は、後輩に引き継いでいます。交渉事も全て任せているので、金額面などで心配になることもありますが、立場が人を作っていきますので、どんどん挑戦してもらっています。
私がいつまでも主要顧客を抱えている状態だと、私の自己満足だけで終わってしまい、後輩の育成においても成長の機会を失ってしまうからですね。
横井
後輩に権限を委譲することはもちろん、やりたい事をやらせる、そして私たちが全力でサポートするという社風も重要だと考えています規則や既成概念にとらわれず行動してきた三人なので、このスタイルは今後も受け継いでもらいたいです。
橋本
MIRAI INNOVATION LOGISTICS=「物的流を通じて未来の価値を創造し、社会に貢献する」ことが全メンバーの価値や目的です。
このスローガンはトラックの運転席側にも大きくデザインしてあります。
会社もプライベートも未来は今の延長線上にある。だからスピードを重視して、変化を恐れず、限界を決めずに挑戦や変革を続ける。このことこそがカッコイイ。
情熱を持って自分の成長のために「戦術」ではなく、「戦略」で実践する。
自分のやりたいことや得意な領域で、活躍をしてもらうために、後輩に引継ぎ、任せる。そして全力でサポートする。
一緒に夢を見る。「夢を見ることが出来なければ、MIRAIを変えることはできない」から、楽しく働くことができるのだと考えています。

新しく入ってきたメンバーは、ミライノからは何を得ることが出来るのでしょうか?

山田
弊社ではドライバー職として入社しても、本人が望めばドライバーから総合職に変わることも可能ですし、ドライバーが新しいことに挑戦したいならばバックアップする体制も整っております。例えば、弊社の魅力や取り組みを発信してくれるユーチューバーなどをやってくれるようであれば、別途手当を支払うなど、一例ではありますが可能な環境となっております。会社のブランディングという観点からも面白い取り組みだと思います。

来てほしいメンバー、ドライバー・内勤者とはどんな人でしょうか?

山田
やはりドライバーだけの枠に留まらない、夢を持って先を見据えた人が必要ですね。
今いる大卒で入ってきた若いメンバーの中にも、良い眼をした有望な人間もいるので、そういう芽は潰したくないという思いがある。ドライバーだけでなく、他の可能性も広げていくのが私たちの役目だと考えています。
橋本
楽しみながら、一緒に夢を見ることができるメンバーかな(笑)
救援物資の受け入れ輸送でも「会社の為に何かをやってほしい」と頼んでも、あまり良い返事が返ってこない。
じゃあ何て言えばやってくれるのかというと、「社会の為にやってほしい」と伝える。救援物資は何の為?「社会の為だよ」と伝える。
そうすると自然と自主性が生まれ、一緒に地域貢献企業から社会貢献企業を目指していくことが出来る仲間になる。
そんなメンバーに来てほしいですね。

清須市のワクチンを輸送しているのも、これまでの信用と信頼の結果だとも思っています。 社会との関わりという部分においては、普通の運送会社だとなかなか感じられないですが、様々な取り組みを通して感じられるのも一つの魅力だと思います。
求人者の方々には、その部分を訴求できればと考えております。
横井
内勤者としては、他の企業では経験が出来ないようなことを弊社では経験できるとアピールしたいですね。有名芸能人が出演するドラマの舞台として、弊社の物流倉庫を提供したり、人気ユーチューバーに撮影場所を提供するなど、芸能界との接点を持つような仕事もあります。
また、大手企業の社長と話す機会がある交流の場に参加出来るなど、普通では会えない方との人脈づくりも仕事の醍醐味と言えるかもしれませんね。
橋本
人と話すことで成長出来ますし、人と関わっていくことがとても重要だと感じています。
スローガンに掲げている最高の仲間と最高のMIRAIを創る。それに共感していただける方と仕事が出来ることを楽しみにしております。

物流は経済の血液です。物流は未来にとって価値のあるものです。
我々はそんな物流のチカラを信じています。
我々が物流において優れたサービスを提供しすることにより、人々の暮らしの向上と地域経済の繁栄を目指し、社会と共に成長する。
そんな企業づくりを目指します。
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